近所迷惑にならないために!ローラー台トレーニングの静音対策をしよう

ローラー台トレーニングをすると意外と悩みの種となるのが、ローラー台から発生する騒音。ローラー台トレーニングの静音対策をまとめました。

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防音マットを敷く

ローラー台の騒音はマットでどれくらい軽減される?

3本ローラーなどで特に顕著なのが、振動による騒音。

ただでさえうるさいローラー台ですが、ローラーが回転する振動や音が床や壁、天井など共振してさらにうるさくなってしまいます。

この場合は、ローラー台の下に防音マットを敷くと騒音がやや軽減されます。防音効果はそこまで高くないですが、汗や油の汚れを防ぐ効果もあるので、一枚は持っておきたいローラー台アイテムです。

ローラー台専用タイヤに交換する

ローラー台専用タイヤ

ローラー台は、ロードバイクのタイヤとローラーを擦り付けて回転させる仕組みなので、タイヤとローラードライブに摩擦音が発生します。

通常のロードバイク向けタイヤでも十分トレーニングはできますが、静音性を求めるのであれば、ローラー台専用のタイヤの導入を検討してみましょう。

ローラー台専用タイヤでは、

  1. MINOURAのデュアリスト
  2. VIttoriaのZAFFIRO PRO HOME-TRAINER
  3. Continentalのホームトレーナー

などが有名です。

ドライブトレインの静音化をする

外で走っているときは気になりませんが、室内でローラー台トレーニングをしていると意外と気になるのがドライブトレインの騒音。(不具合による異音ではなく、駆動音)

具体的には、

  1. チェーンの回転・摩擦音
  2. シフトチェンジ時のガチャンという音
  3. スプロケットの摩擦音
  4. チェーンリングの摩擦音

あたりです。

これらを根本的に改善するにはコンポの交換が必要ですが、ちょっとしたセッティング(調整)や洗浄・注油などでも十分に音が小さくなるので、一度試してみてください。

トレーニングの時間を調整する

近所迷惑という意味では、トレーニングをする時間も重要です。

早朝や深夜などは周囲の音が少なくなるので、ローラー台の騒音が大きく感じます。一方で、日中であれば、自動車の走行音など日常の音が常にあるので、相対的にローラー台の騒音が気にならなくなります。

マンションなどの集合住宅の場合、日中は仕事や学校で家に人がいないことも多いので、そうした時間を狙えば騒音は減らなくても、近所迷惑になるリスクは減らすことが出来ます。

この辺りは住環境にも寄りますが、一度ローラー台の音が「うるさい」と感じると、他人からすると意外と気になる騒音になるので、クレームが出てくる前に、迷惑にならない時間にトレーニングをする習慣に変えておけば「近所迷惑にならないかな?」と心配しながらトレーニングをしないで済みます。

ローラー台をダイレクトドライブ式にする

ダイレクトドライブ式のローラー台

ローラー台環境を静音化させたいのであれば、最も効果的なのがダイレクトドライブ式のローラー台へのアップグレードです。

ダイレクトドライブ式のローラー台は、負荷調整機能やZwift対応などの機能面に目が行きがちですが、高価格帯のモデルほど静音性に優れています。

ローラー台から発生する音は、ドライブの回転音とタイヤの摩擦音、ローラー台自体の振動音がほとんどですが、ダイレクトドライブ式の場合はドライブの回転音しか発生しないため、この点でかなり優位です。

ネックは価格で、静音性が高いモデルほど高く、20万円近くするものがほとんどになってしまいますが、最近では、Xplova NOZA oneのように、10万円未満の静音ダイレクトドライブ・ローラー台も登場しているため、以前よりも選びやすくなっています。