Zwiftがサブスクリプション料金を値上げ

Zwiftは2024年5月7日から、月額料金、年額料金の値上げを実施しました。新料金は月額2,400円、年額24,000円。値上げは2017年以来となります。

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Zwiftの月額料金は月額1,500円から2,400円に

Zwiftの新料金は2024年5月7日からすでにスタートしていて、新しいサブスクリプション料金は、以下の通りです。

プラン 新価格 旧価格 値上げ幅
月額払い 2,400円 1,650円 750円
年額払い 24,000円 16,500円 7,500円

料金的には1.45倍と大幅なアップ。ただ、2017年の価格改訂時も同じく1.5倍ほどになっているため、値上げ幅としては同じくらいです。

今回のZwiftの値上げは、日本だけでなく全世界のZwiftユーザーが対象で、アメリカや欧州でも大幅な値上げになっています。

サブスクリプションの価格改定について | Zwift

海外ユーザーは概ね5ドル程度の値上げで値上げ幅としては33%ほど。日本向け料金の方が値上げ幅が大きいですが、これは現状に合わせた為替レートに設定しているためと思われます。

旧価格は1ドル100円相当で日本料金が設定されていましたが、今回の値上げで1ドル120円相当まで調整が入っています。

Zwift新料金の適用時期

Zwiftの新料金については、

  1. 新規課金ユーザー向けはすでに新料金がスタート
  2. 既存課金ユーザーの値上げは2024年6月6日以降の更新タイミング

となっているため、既存課金ユーザーの方で影響があるのは2024年6月6日以降の課金更新タイミングとなります。

2017年以来となる大幅値上げ

Zwiftは2014年クローズドベータとしてスタートし、その後2015年に正式サービスとして開始。この時点では月額9.99ドルでした。

その後、2017年11月に初めての値上げを実施し、月額14.99ドル(日本での価格は1,650円)に。2017年以降日本円の円安が進んでも料金は変更されていなかったため、日本ユーザーはお得な状態が続いていましたが、先ほど指摘した通り、今回の価格改定で為替調整が入っています。

バーチャルサイクリング業界では「Zwiftの一強状態」が続いており、Wahoo RGTが撤退するなど競合サービスの苦戦も見受けられますが、ここ数年でMyWooshなど無料でプレイ可能な新しいサービスも出てきており、今回のZwiftの値上げがバーチャルサイクリング業界にどのような影響を与えるか、注目ポイントとなりそうです。